CBT化によって新しく問える「CBTならでは問題」を追究します

テスト問題のCBT化は難しい

 問題作成は「これまでの紙テストを意識した問題作成のようにすればよい」と安易に考えてはいけません。テスト問題のCBT化は、問題で何を測るかによって問い方や表現の仕方が変わります。単純な問題は別として、思考問題などは単に問題をCBTとして転記すればよいというわけではないのです。表現を変え実際に調査することで、課題がないかを検討するなど、1問1問地道に基礎研究を続けます。

紙テスト同等以上の作問

 紙テストと同じ問題でも、CBTでの出題の方が成績が上がる場合もあれば、下がる場合もあります。つまり、出題内容、出題時の表現の仕方が変わるだけでも成績に影響することがわかっています。少なくともCBT化による操作性や表現によって、正しい能力が測れないということがないようにしたい。本センターでは、そのようなノウハウを蓄積し、子どもたちの「真の能力」を測ることができる問題作成に挑戦します。